多肉植物の増やし方の一つに葉挿しがあります。
葉挿しはエケベリア等はよく知られていますが実はハオルチアでもできます。
ハオルチアには軟葉(ナンパ)硬葉(コウハ)があり、両方とも葉挿しで殖やせます。
軟葉系の多くは窓があり葉が薄いタイプで、代表的なものにオブツーサがあります。
硬葉系は窓がなくその名の通り硬い葉をしていて、代表的なものに十二の巻があります。
個人的には硬葉でネーミングがロマンチックな冬の星座や草姿が面白い鬼瓦等好きな品種が沢山あります。
今回はハオルチア斑入り硬葉の金城(キンジョウ)と呼ばれている品種を増やすために葉挿しをしてみました。(金城は竜の爪の斑入りです。)
斑入りは株が少なく、葉緑素も少ないため成長も遅いので珍重されています。
何よりも見た目が美しいので人気があります。
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ハオルチア斑入り、金城を葉挿しで増やすのに必要な道具
道具名 | 写真 | 用途 |
土とスコップ | 葉挿しするときに使います | |
鉢 | 葉挿しするときに使います | |
鉢底石 | 葉挿しするときに使います | |
霧吹き | 葉挿しの水やりに使います |
【実践】ハオルチア斑入り金城の葉挿しをやってみた
【実践】ハオルチア斑入り金城の葉挿しをやってみた
道具が揃ったら早速ハオルチア金城(キンジョウ)の葉挿しをしてみましょう
①手順解説:ハオルチア斑入り金城を用意する
我家にあるハオルチア金城を集合させました。
これから葉をもいでいきますが、鉢に植わったままだと葉が途中で切れたり
もぎにくいため鉢から苗を抜いて植え替えも兼ねてすることにしました。
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②手順解説:苗を鉢から抜く
②苗を鉢から抜きます。
③手順解説:古い根や弱った根、枯れた下葉を取り除き整理する
③古い根や弱った根、枯れた下葉を取り除き整理します。
(写真は根の整理を終えたところ)
④手順解説:葉を下の方から途中で切れたりしないように丁寧にもぎ取る
④葉を下の方から途中で葉が切れたりしないように丁寧にもぎ取ります。
両手を使うのでもぎっている写真は撮れませんでしたが、写真はもぎった後です。
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⑤手順解説:もいだ葉は2日~3日ほど直接日光が当たらない場所で乾かす
⑤もいだ葉は2日~3日ほど直接日光が当たらない場所で乾かします。
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⑥手順解説:鉢に鉢底石、土を入れて葉を挿す準備をする
⑥鉢に鉢底石、土を入れて葉を挿す準備をします。鉢は葉の枚数に合わせて選びます。
私は葉が50枚程だったので、ゆとりをもってこの鉢にしました
鉢底石を入れます。(スリット鉢などは鉢底石を入れなくても水はけがよいので大丈夫です。)
普段多肉植物用に使っている水はけのよい土を入れます。
ここまで準備出来たら葉を挿していきましょう。
斑入りがどの程度出てくるかも検証したいと思います。
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⑦手順解説:同じ向きで葉が浮かない程度に土に挿す
⑦同じ向きで葉が浮かない程度に土に挿します。日付を書くと後で目安になります。
葉をすべて挿し終えました。
➇手順解説:挿し終えた後、土と葉が馴染む程度に軽く霧吹きし直接日光が当たらない場所へ移動する
➇挿し終えた後、土と葉が馴染む程度に軽く霧吹きし直接日光が当たらない場所へ移動します。
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⑨手順解説:その後、土が乾いたら軽く霧吹きで土を湿らす程度に水やりを繰り返します。
⑨その後、土が乾いたら軽く霧吹きで土を湿らす程度に水やりを繰り返します。
これでハオルチア硬葉金城の葉挿しは終了です。
【追記1】葉挿しのためもぎ取った残りの株を植え替える
【追記1】葉挿しのためまぎ取った残りの株を植え替える
葉挿しのため葉をもぎ取った残りの株の植え替えをする新しい土に植え替えた後メネデール(植物の活力剤)を薄めた液をかけて直接光の当たらない場所で管理し、根が安定したら通常通管理に戻します。
葉をもぎ終わった株
新しい土に植え替えた後、メネデール(植物の活力剤)を薄めた液をかけて
直接日光の当たらない場所で管理し、根が安定したら通常通管理に戻します。
土にはあらかじめマグアンプK(緩効性の化成肥料)を土に混ぜ込んであるので追肥はしません。
【追記2】ハオルチア斑入り金城の葉挿しその後の様子
まとめ
これで斑入りハオルチア金城の葉挿しと、植え替え、葉挿しその後は終了です。
葉挿しから鉢上げまで2年近くかかってしまいました。
もう少し効率の良いやり方があるかもしれないので、今後の課題としたいと思います。
enjoy
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