デカリアマダガスカリエンシス(ジグザグの木)を挿し木で増殖させてみた
マダガスカル原産の一族一種である「デカリア マダガスカリエンシス」は別名ジグザグの木 と呼ばれています。
その理由は現物を見れば一目瞭然です。

デカリア マダガスカリエンシス
デカリア マダガスカリエンシスは夏型(夏に成長する)の植物なので、夏は小さな葉を付けやがて新芽が出てきますが、 新芽が出たかと思うとみるみる成長し大きく枝を伸ばします。
バラのシュート(若い枝)の伸び方に似ていて勢いがあり、前日より伸びているのが分かるほどなので、毎朝の観察が楽しみになります。
冬には落葉します。(耐寒性は弱いので、5℃以下になると屋内に取り込みましょう)
そんな珍奇植物ですが、流通が少ないのが残念です。

この記事では、挿し木で増殖させた方法について解説しますが、ジグザグの木の挿し木の仕方は情報が少ないので、この記事でご紹介する方法は私の自己流のやり方です。現在も色々な方法を模索中です。
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挿し木をするタイミングは5月から9月がおすすめ
挿し木に必要な道具と材料は?
土 | ![]() | 多肉用の水はけのよい土に培養土を少し混ぜたもの |
スコップ | ![]() | 土を鉢に入れたり表面をならすときに使用 |
清潔なハサミ | ![]() | 枝をカットする |
鉢 | ![]() | 切った枝に合わせて挿し木しても倒れないサイズ |
発根促進剤ルートン | ![]() | 挿し木、挿し苗の活着をよくする薬剤 |
割りばし | ![]() | 土に穴をあける時にあると便利 |
紙コップ | ![]() | ルートンを使うときに便利 他に小皿や牛乳パックなどで代用可 |
【実践】デカリアマダガスカリエンシスの挿し木の手順

デカリア マダガスカリエンシスの挿し木は以下の手順で行います。
- 新しい枝を挿し木用にカットした
- ルートンを使用する分だけ紙コップに分けた
- 切ったばかりの切り口にルートンを塗った
- 土を作った
- 倒れないように挿し木をした
- 軽く水やりし、直射日光が当たらない場所で管理した
- 発根を確認した
手順①新しい枝を挿し木用にカットした

デカリア マダガスカリエンシスの古い枝は茶色、新しい枝は灰色と色が違う
上記画像の矢印が付いた箇所は今年伸びた部分で、新しい枝はグレーになっています。
ここから挿し木用にハサミでカットしていきます。

デカリア マダガスカリエンシスの枝を挿し木用に20cmほどの長さでカットする
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手順②ルートンを使用する分だけ紙コップに分けた
前回挿し木をやってみたところ、発根までに2ケ月以上とかなりの時間がかかったので、今回は発根促進剤ルートンを使ってみることにしました。

発根促進剤ルートンを使用する分量だけ紙コップに分ける
手順③切ったばかりの切り口にルートンを塗った

デカリア マダガスカリエンシスの枝の切り口

挿し木用にカットした切ったばかりの切り口にルートンを塗ります。

デカリア マダガスカリエンシスの枝の切り口にルートンを塗る

カットした枝のすべての切り口にルートンを塗る
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手順④土を作った
デカリア マダガスカリエンシスには多肉植物用の水はけの良い土を使います。

デカリア マダガスカリエンシスには多肉植物用の水はけの良い土を使う

花と野菜の特選培養土をプラスする

花木用の培養土はおおよそ5対1くらいの割合で大丈夫です。

5:1くらいの割合で混ぜる

挿し木に使う分だけ混ぜます。

使う分だけ混ぜてください
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手順⑤倒れないように挿し木をした
乾いた土に倒れないように2~3cmほど土に挿します。

土が乾いた状態で2.3cmほど割り箸で穴をあけて倒れないように挿し木をする
手順⑥直射日光が当たらない場所で管理した
挿し終えたら直接日の当たらない場所で管理します。
挿し木した後、2日~3日したら土と馴染む程度に軽く水やりします。
乾くまで放置、乾いたらまた軽く水やりを繰り返します。
手順⑦発根を確認した
これまで何度も挿し木をしてきましたが、発根するまで2か月以上かかっています。
軽く引っ張って抵抗するようなら根が出ています。

挿し木から発根したデカリア マダガスカリエンシス
上の部分の成長はこれからだと期待しています。
根が出たら、徐々に日向へ移動し通常通りに管理します。

これでデカリア マダガスカリエンシス 別名:ジグザグの木の挿し木は終了です。
毎回この手順でうまくいっていますが、発根が遅いため今回は発根促進剤ベンルートを使っています。
発根がこれまでより早くなるか、その後の経過を追記したいと思います。
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デカリア マダガスカリエンシスは水挿しでも大丈夫なのか検証してみた
「デカリア マダガスカリエンシス」は他の多肉植物と比較して水分の貯えが少ないような気がしたので(私の勝手なイメージですが)今回は実験として、水挿ししてみようと思い立ちました。

デカリア マダガスカリエンシスを水挿ししている様子
上記画像のように水に挿してみました。
翌日取り出してみると、切り口からアロエのようなヌルヌルの樹液が出ています。
やはり、デカリア マダガスカリエンシスも多肉植物でした。

デカリア マダガスカリエンシスの切り口からヌルヌルの樹液が出ている様子
翌々日も、その後も、量は減っているもののヌルヌル液は出ています。
この様子だと、デカリア マダガスカリエンシスの水挿しは無理かもしれません。

このまま切り口から腐ってしまいそうな気がしますが、もう少し様子を見てみたいと思います。
腐るようなら腐った個所を切って挿し木しようと思っています。
水挿しの結果も追記にて報告したいと思います。
【追記】ジグザグの木を水挿ししたら(結果報告)

2カ月経っても根が出ず、そのまま腐ってしまいました
2カ月経っても根が出ずそのまま寝の部分が腐ってしまいました。
上の部分は腐ってはいませんが、やせ細ってカットし挿し木しても発根は無理だろうと思い処分しました。
結論:ジグザグの木は水差しはできませんでした。
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コメント
大変参考になりました!!僕もチャレンジしてみたいと思います。
また水差しの方はその後どうでしたか???
ゲンちゃんさん、コメントありがとうございます。
水差しはそのまま発根せず干からびてしまいましたw
夏~秋は成長期なのでいきなり大きくなりますよ。