ガステリアの魅力6選
ガステリアの原産地は、南アフリカで岩間や灌木の下などで強い日差しを避けるように自生しています。
多肉植物の中ではマイナーな印象ですが、日本では古くから栽培されていて根強い人気があり、葉の色や模様、形、斑入りなどこれまでにさまざまなマニア好みの品種がつくり出されてきたようです。
葉は肉厚で、葉が左右に規則正しく重なり合う臥牛(ガギュウ)が最もポピュラーですが、他にも螺旋状(ラセンジョウ)にいくつも葉を重ね合わせて成長するタイプや、大きくて迫力のあるタイプ、矮性(ワイセイ)タイプ、また斑入りの品種などガステリアの魅力を紹介したいと思います。
魅力①大きくて迫力のあるカッコイイ草姿(恐竜)
恐竜という名前がぴったりの迫力のあるカッコイイ人気の品種です。
ガステリアは成長が遅いので、ここまでの株に育てるには相当な時間と根気が必要だと思いますが、その分育てがいがあると思います。
葉の厚みと言い、葉の重なり具合と言い観賞価値は高いですよね。
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魅力②矮性(ワイセイ)の可愛さ(子宝錦)
恐竜とは対照的な小さなタイプで子宝錦、成株でこの大きさです(名札と比較)子株がよく出るのでこの名前が付いたのでしょうか?ふつうは濃い緑色ですが、これは黄色の斑が入って見た目も美しい品種です。
矮性と書いて(ワイセイ)と読みます。私も多肉植物に興味を持つまでは分かりませんでした。
これ以外にも矮性品種は象牙子宝などがあります。
魅力③ダルマっぷり自慢(グロメラータ)
ガステリア愛好家の間では、葉が短くてより厚みのある形態が好まれてます。
多肉植物全般に言える事ですが、葉の幅が標準より広く丸みを帯びて肉厚、且つコンパクトにしまった葉や株の呼び名をダルマと呼んでいます。
個体差(最初からそうした性質を持つ株)である場合もありますが、育て方に工夫を凝らして仕上げた株もあり、そういう株を持っていたり育てる事がマニアのステータスとなります。
今回はダルマっぷりの紹介をするには持っている株であまりいいのが無く、このグロメラータの紹介となりましたが、ダルマっぷりが少しでも伝われば幸いです。
ダルマっぷりの他に左右のバランスも見た目かなり重要となりますが、上の写真(私の持っている)株は残念ながら左右のバランスは悪いので、あまり自慢できる株ではありません。
日当たりを均等に保つため、時々鉢を回してあげるとよかったのではと今更ながら反省しています。
ダルマっぷりのいい株と言えばその他に、葉の形状が相撲の行事が持っている軍配に似ていることからその名が付いた軍配という名前のガステリアが人気ですが、残念ながら私はまだ持っていないので手に入れたいと思っています。
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魅力④肌を愛でる
ガステリアははに凹凸があるのをザラ肌と言い、凹凸がなくツルツルした葉はツル肌と言います。
ちなみに黒っぽい葉は黒肌と言ったりしますが、一番人気があるのはザラ肌です。
今回の上の写真はザラ肌臥牛で下の写真がツル肌(名前不詳)ですが、やはりザラ肌の方がツル肌よりもカッコイイし観賞価値は高いと感じています。
まぁ、この写真の場合は形状なども違うので比較するのはフェアと言えないかもしれませんが・・・
魅力⑤斑入りを愛でる
上の写真は臥牛錦、臥牛の斑入りで鮮やかな黄色が眩しいくらい綺麗です。
下の写真はダルマ春鶯囀錦(ダルマシュンノウデンニシキ)
ダルマっぷりよし、螺旋状に成長していく株姿もよし、斑の入り方よしの3拍子揃ったお気に入りの株です。
美しいですよね、子株が出るのを期待しつつ大切に育てています。
マイコレクションの中で一番高価かも
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魅力⑥胃の形をした可愛い花
花の形状が胃(gaster)に似ていることからガステリアの名前が付いたらしいですが、ほんとに胃の形によく似ていて可愛い花です。
花の形状の面白さと可愛らしさも魅力としてぜひあげたいと思います。
まとめ
今回はガステリアの魅力6選を伝えました。
- ①大きくて迫力のあるカッコいいタイプ
- ②矮性(小型)タイプ
- ③ダルマっぷりの良いタイプ
- ④ザラ肌、ツル肌タイプ
- ⑤斑入りタイプ
- ⑥形が胃に似たサーモンピンクのの可愛い花
他にも白い点状の模様の通称ダルメシアンやガステリアらしくない草姿のラウリンソニー、個人的に大好きな美鈴の富士など美しくて面白い品種が数多くあるので、育て方や増やし方も含めて、また折をみて書きたいと思います。
enjoy
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