実際に栽培して分かった夏に強いエケベリア8選
秋から冬にかけて紅葉し、多肉植物の中でも美しさが際立っているのがエケベリアです。
エケベリアを簡単に説明すると、ベンケイソウ科でロゼットを形成するので葉が花のように美しく、また春には可愛らしい花を咲かせる多肉植物の総称です。
今回は、私が実際に育ててみてわかった美しく夏に丈夫なエケベリアを8選して紹介したいと思います。
- ラウリンゼ
- 白鳳
- ピーチプリデ
- ヘラ
- エボニー×ローズガーネット
- シャルルローズ
- ムーンストーン
- ラウイ×ピンウィール
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①ラウリンゼ
ラウリンゼは「ラウイ」と「リンゼアナ」の交配種です。
ラウイ譲りの粉をまとって紅葉すると際立って美しい品種です。
ラウイ×リンゼアナでラウリンゼというネーミングも分かりやすいですね。
画像はまだ小さな苗で白粉も薄いですが、成長すると20cm~25cmほどになり、もっと白粉も濃くなります。
これまで鉢植えでも地植えでも何度も夏越しています。
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②白鳳
葉が大きく力強い印象です。
花壇に小さな苗を植えて約3年以上、子株を殖やし茎が伸びています。
名前に負けず暑さにも強いのも横綱級です。
白鳳も薄く粉をまとっています。
③ピーチプリデ
葉が丸っこく可愛らし形で、幹立ちしやすいタイプです。
紅葉しても葉の縁が赤くなる程度で奇麗な萌黄色をしています。
紅葉時の真っ赤に色付いた多肉の中で目立って清々しい印象です。
株分けや芯止めなどで殖やしやすいです。
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④ヘラ
ヘラの交配式はパープルソルムhyb×アフターグローですが、アフターグロウ自体
カンテ×シャビアナなのでカンテの血を引いていることになります。
上の写真は夏の顔ですが、冬には何とも形溶し難い美しさがあります。
葉が薄く、か弱そうなイメージがありますが、実は夏にとっても強いのです。
以下は夏に強い韓国苗を紹介したいと思います
⑤エボニー×ローズガーネット
エボニーは葉の縁が真っ赤に色付きますが、ローズガーネットは全体的に真っ赤に紅葉するタイプです。
この両方の特徴を持った大型で美しいエケを、春に大きな素焼き鉢にまとめて5個植えて外で雨ざらしで育てたところ、遮光もしていない場所で夏の強い日差しをものともせず5個全部が形を崩さず夏越ししました。
植える時に葉挿しした沢山の苗も、秋には6号ポットサイズに植え替えるほど成長し夏に強いことを証明してくれました。
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➅シャルルローズ
シャルルローズという名前で入手しましたが、最近はシャーロットローズという名前でよく見かけます。同じものだと思います。
3年前に入手しましたがどちらかというと薄葉なので、夏大丈夫かなとの心配をよそに、特にダメージを受けることもなく夏越ししてくれました。
日中の寒暖差が出ると赤紫の奇麗な色に紅葉して夏とは比較にならないくらい美しくなります。
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⑦ムーンストーン
3年ほど前に入手しましたが、本体も葉挿し苗も毎年夏越ししています。
初心者の方に「夏に強い多肉を教えて」と聞かれたら迷わずムーンストーンと答えているほどです。
ムーンストーンの交配種、例えば「ムーンストーン×コロラータ」なども同じように夏に強いです。
⑧ラウイ×ピンウィール
これも入手してから3年以上が経ちます。
♀親がラウイなので特徴をしっかり受け継ぎ、やはりお粉系です。
ピンウィールも少し粉が載っていて葉が密に重なり合って葉の先(小さな爪)が赤く色付き綺麗です。そんな両親を持つので美しくないわけはありません。
冬は特にピンク色に色付くので、個人的に大好きなエケベリアです。
毎年葉挿しで殖やしています。
夏にも強いのでどうしても8選には外せないと思っていました。
白粉だとかお粉系だとか出てきましたが、この白い粉はブルームと呼ばれ水分蒸発を防ぎ、病害虫から身を守る役割があるそうです。
見た目も美しいのでなるべく手で触って落とさないようにしましょう。
エケベリア以外にもサボテンにも付く品種があります。
ディッキアなどに付く場合はトリコームと言ったりします。
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まとめ
上記以外にも夏に強いエケベリアは沢山あると思いますが、特に夏に強く思い入れのあるエケベリアを8選させていただきました。
なお、夏のエケベリアの管理方法は次の通りです。
(2と3はマリリンの我流です)参考までに
- 真夏の直射日光は葉焼けを起こすので、徒長しない程度の遮光ネットを張る
- 真夏は成長が止まる(休眠)ので水やりは月に一1回から~2回くらい。タップリではなく根を湿らす程度でサッと曇りの夕方を見計らってやる
- 完全断水はしない
- なるべく風通しが良いように工夫する
環境によってそれぞれ違うので、参考程度にしていただけましたら幸いです。
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