多肉植物の寄せ植えに必要なグランドカバー、セダムを増やす

多肉植物の寄せ植えに必要なのでグランドカバーを殖やしてみた挿し木のやり方

寄せ植えに必要なグランドカバー、セダムやクラッスラを増やす

寄せ植えのグランドカバーとして活躍するセダム・森村万年草やクラッスラ・ブロウメアナを増やしてみました。

秋から冬になるとエケベリアやパキフィツム等、紅葉して美しくなる多肉植物が増えてきます。

エケベリアなど紅葉した多肉植物を使っての寄せ植えも、この季節ならではの楽しみです。

夏にくたびれた寄せ植えを仕立て直したり、陶器鉢やリメイク鉢等、色々好きな器で新しく寄せ植えを作るのもいいですね。

ところで、秋から冬の寄せ植えに必要なものといえば、主役はエケベリアなどバラのようにロゼット状になった多肉が多いのですが、脇役(グランドカバー)も必要になってきます。

グランドカバーとは、芝のように地を覆うように広がって生息する植物の総称です。

多肉植物の寄せ植えに使われるグランドカバーの種類は主に、セダム、クラッスラなど背の低い種が向いています。

これは今年の春に作った寄せ植えですが、セダム森村万年草や、クラッスラ・ブロウメアナをたっぷり使いました。
寄せ植えしたグランドカバー

グランドカバーは寄せ植えの必須アイテム

グランドカバーは虫よけにもなるようですが、土を隠し、主役を引き立ててくれるのが最大の目的だと思います。

色々な種類のセダム

色々な種類のセダム

セダムが家にない場合は、園芸店やネットショップで販売されているので購入して挿し穂にして殖やします。

 

私は家の花壇に植わっている森村万年草とクラッスラのブロウメアナをカットして挿し穂にすることにしました。

今回は寄せ植えの必須アイテム、グランドカバーを殖やした方法を紹介します。

スポンサーリンク


グランドカバーとして使う森村万年草・ブロウメアナを殖やすのに必要な道具は?

道具名写真用途
ハサミハサミ苗をカットします。
土とスコップ土とスコップ挿し木する時に使います。
ビニールポットと鉢底網ビニールポットと鉢底網挿し木する時に使います。
トレイトレイ鉢を固定させます。
挿し木する苗挿し木する苗カットして挿し穂にします。
割りばしorピンセット割りばしorピンセット挿し木する時に使います。
じょうろじょうろ水を掛ける時に使います。

スポンサーリンク


多肉植物の寄せ植えに必要な森村万年草・ブロウメアナを殖やす手順

手順
  1. 作業がスムーズにできるように最初に道具を揃えておく
  2. トレーに鉢をセットし、鉢底網(ネット)を敷く
  3. 全部のビニールポットに土を入れて水を掛けておく
  4. 挿し穂にする植物をカットする
  5. カットした挿し穂を鉢の土の上に挿す
  6. 直接日光の当たらない場所で管理する

手順①作業がスムーズにできるように道具を揃えておく

挿し穂にする苗を確保出来たら、作業がスムーズになるように上記に記した道具をすべて揃えておきます。

手順②トレーに鉢をセットし鉢底網(ネット)を敷く

トレーであればどれでも構いませんが、固定できるタイプのトレーは安定感があり便利です。

今回6cmのビニールポットを使いましたが、7.5cmサイズも使いやすいと思います。

挿し木用のビニールポットをトレイに並べた写真

固定できるトレイが安定感があっておすすめ

土がこぼれない様に鉢底にネットを敷きますが、ビニールポットの場合は園芸用の鉢底ネットでは厚みがあるのでキッチンの三角コーナー用のネットで代用します。経済的にもgoodです。

鉢底にネットを敷いた様子

鉢底にネットを敷きます

三角コーナー用のキッチンネットは普段から小さくカットして常備しておくと便利です。

三角コーナー用のキッチンネットをカットしたもの

普段からカットして入れ物に入れておくと便利です

挿し木するすべてのビニールポットにネットを敷きます。

すべてのポットの底にネットを敷く

全部に敷き終わりました

スポンサーリンク



手順③ポット全部に土を入れてあらかじめ水を掛けておく

セダムの多くは丈夫で繫殖力も強いので、土は選びません。(中には弱いのもあります)

今回は多肉用の水はけのよい土を使いましたが、粘土状以外の土ならオッケーです。

多肉植物用の土を入れたビニールポット

セダムの多くは丈夫で繫殖力も強いので、土は選びません

ビニールポットに土を入れたら予め水をかけて湿らせておきます。

挿し木用のビニールポットに水をかけた写真

挿す前に水を掛けてます

森村万年草等は水で土を濡らしておいた方が土と馴染みやすく発根が早いような気がします。

実験したわけではありませんが、マリリン流です。

スポンサーリンク


手順④挿し穂にする多肉をカットする

約1cm~2cm位の長さでカットします。
挿し木する部分を1cmから2cmほどにカットしている写真

挿し木する部分を1cmから2cmほどにカットする

森村万年草は強いので、まとめてバッサリ切っても大丈夫です。

森村万年草を挿し木用に1㎝から2㎝ほどにカットした写真

こんな感じで1㎝から2㎝ほどにカットしていきます

クラッスラの中でも丈夫で、小さな白い花を咲かせるブロウメアナもグランドカバーに最適なのでカットして増やします。

クラッスラ・ブロウメアナを挿し木用にカットした写真

クラッスラ・ブロウメアナを挿し木用にカット

私はミントのような香りがするアロマティカスが好きで、寄せ植えによく使います。

アロマティカス

ミントのような香りが魅力のアロマティカス

アロマティカスは背丈が高くなるので、グランドカバーと言っていいものか迷うところですが、主役を引き立てるという意味では寄せ植えで活躍してくれるので増やしておくと便利です。

アロマティカスも新しい枝から約2cm位の長さでカットします。

挿し木用にアロマティカスをカットした写真

アロマティカスも上の方からカットします

スポンサーリンク



 

手順⑤カットした挿し穂を土を入れた鉢に挿す

挿すと書きましたが、なるべく根元に近い部分を下にして土の上に置くだけで大丈夫です。
挿し木したグランドカバー

挿し木したグランドカバー

クラッスラ・ブロウメアナも同じく根元に近い方を下にして置くだけで発根します。
挿し木したクラッスラ・ブロウメアナ

挿し木したクラッスラ・ブロウメアナ

アロマティカスは割りばしを使って土に穴をあけ5mmほど挿しました。
挿し木したアロマティカス

挿し木したアロマティカス

スポンサーリンク



手順⑥直接日光の当たらない場所で管理する

挿し木したら直射日光が当たらない風通しの良いところで保管します。

左からセダム・森村万年草、中央クラッスラ・ブロウメアナ、右アロマティカス
挿し木したグランドカバー

挿し木したグランドカバー

今回は家にあるものを利用しましたが、黄色(黄金万年草)やピンク(トリカラー)等のセダムを殖やしておくと寄せ植えの差し色に活躍します。

全部の挿し木が終わりました。

蒸れ防止のため、下にトレーを置いて隙間を作ります。
蒸れ防止のために下にトレーを置いて隙間を作る

蒸れ防止のために下にトレーを置いて隙間を作る

この状態で直接直射日光の当たらない場所へ移して発根まで管理します。

一週間~二週間で発根すると思います。

発根が確認出来たら徐々に日の当たる場所へ移動して通常管理します。

これで、クリスマスなどプレゼント用の寄せ植えが作れますね(^^)

enjoy

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました