モナデニウムはユーフォルビアの近縁種として知られています。
80種類と数も少なく、ユーフォルビアほど流通していないため、多肉植物を育てている方でもマニアは少ないのではないでしょうか。
モナデニウム属は近年ユーフォルビア属に含まれると見聞きしたことがありますが、個人的にはモナデニウム属はユーフォルビア属とは区別してほしいと思っています。
なぜなら、モナデニウムならではの魅力が沢山あるからです。
植物の好みは主観的で人それぞれですが、今回はそんなマイナーなモナデニウムの魅力4選を画像を交えながら伝えたいと思います。
実はマリリンは(自称モナデニウムマニア)です(*´ω`*)
モナデニウムの4つの魅力
モナデニウムと一口に言ってもその草姿は多種多様です。
見た目がキモ可愛いものや、サボテンのような柱状タイプ、つる状に枝を垂らすように成長していくタイプ、塊根で魅せてくれるタイプと、ほんとに同じ種属なの?と思うほど見た目や特徴に違いがあります。
そんな見た目が色々なモナデニウムですが、花を見れば同じ種属だとうなずけます。
ユーフォルビアとは違うモナデニウム独特の花を咲かせるからです。
- 魅力①モナデニウム独特の控えめに咲く可憐な花
- 魅力②芋虫のようなキモ可愛い草姿
- 魅力③葉脈や茎の模様の美しさ
- 魅力④芋(塊根)を鑑賞する
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魅力1:モナデニウム独特のひかえめに咲く可憐な花がかわいい
赤、ピンク、白色の蕾がほころびかけたような、花なの?蕾なの?って思うような独特な花
花は暖かくなり始めた春から気温が下がり始める秋まで咲きますが、置かれた環境や場所により違いが出てくるでしょう。
魅力2:芋虫のようなキモ可愛い草姿
モナデニウムと言えば真っ先に浮かぶのがリチェイではないでしょうか?
それほどモナデニウムの中ではメジャーな品種だからです。
私が最初に買ったのも、ユニークで、まるで芋虫のようなキモ可愛い草姿をしたリチェイでした。
表面がデコボコに突起し、一見緑色の芋虫のようなキモ可愛い草姿ですが、購入から3年ほどでポコポコ子株が出て大群生に成長しました。(そろそろ植え替えしなくては・・・)
ちなみにリチェイの斑入りもありますが、これはキモ可愛いというよりも美しさが際立っています。(上の画像は冬に紅葉して美しい色彩を見せてくれている株です。)
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魅力3:葉脈や茎の模様の美しさ
葉脈の美しい植物は沢山ありますが、モナデニウムの葉脈や茎の模様の美しさはぜひ伝えたいところです。
しかも葉の裏側や茎の模様、あまり目立たない場所がとても美しいのです。
見方によってはグロテスクな模様に見えるかもしれませんが、見慣れてくると何とも「美しい」と感じ、ついつい見とれてしまいます。
サイケデリックは特に流通が少ないのでレアな多肉植物と言えます。
私も挿し木などで繁殖を頑張っているところです。
モナデニウムは夏型(夏に成長する)植物なので5月~9月が挿し木に適していますが、
雨の多い梅雨時はカットした株が腐れやすいので、なるべく避けた方が良いでしょう。
また、冬でも温かい九州地方や、亜熱帯の沖縄などは10月頃まで挿し木して大丈夫です。
自然が作り出した色彩、美しいと思います
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魅力4:芋(塊根)を鑑賞する
モナデニウムには芋(塊根)を作る品種がいくつかあります。
ユーフォルビア等、他の多肉植物は実生(種から育てる)でないと芋を作らない品種が多い中、 モナデニウムは挿し木でも芋ができる品種が多いのも魅力の一つです。
※実生(ミショウと読みます)
実生(種から育てる)や挿し木で増やした苗がある程度大きくなると根の部分芋(塊根)も肥大し大きくなってくるので植え替えしてあげましょう。
植え替え時期も挿し木と同じく梅雨時を避けた5月~9月頃が適しています。
冬でも温かい九州地方や、亜熱帯の沖縄などは10月頃まで植え替えして大丈夫です。
芋(塊根)が大きくなってからの植え替えは楽しくてワクワクします。
根上がり(根の一部が土の上に出て露出している状態)で植え替えると観賞価値がグーンとUPして見栄えが良くなりまるからです。
他にも芋を作る品種サイケデリックなどありますが、今回は2点紹介しました。
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まとめ
enjoy
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