ユーフォルビアが約2000種あるのに対し、モナデニウムは80種類と品種も少なく、あまり流通していません。
その中でもルベルムは葉が細く、また葉の裏が赤みを帯びているので、華奢で女性的なイメージの美しい草姿です。
ルベルムは美しいだけでなく塊根ができるので、花、葉、塊根が鑑賞の対象となる魅力的な多肉植物です。

年季が入って芋が大きく成長したモナデニウム・ルベルムの鉢植え

今回は私が大好きなルベルムを挿し木で増殖させた方法を紹介したいと思います。
スポンサーリンク
モナデニウム・ルベルムの挿し木に必要な道具
道具名 | 写真 | 用途 |
ハサミ | ![]() | 茎をカットするときに使います。 |
割りばし or ピンセット | ![]() | 茎を土に挿す時に穴をあけるのに使います。 |
ティッシュ | ![]() | 切り口の樹液を拭くために使います。 |
手袋 | ![]() | 樹液でかぶれないように手を保護します。 使い捨て手袋でも構いません。 |
土とスコップ (多肉植物用・水ハケのよいブレンド土) | ![]() | 挿し木するときに使います。 |
6㎝のスリット鉢 | ![]() | 挿し木するときに使用します。 スリット鉢ビニール鉢どちらでも可。 |

モナデニウム・ルベルムの挿し木に必要な道具

上記の7つだけ揃えればモナデニウム・ルベルムの挿し木をすることが可能ですが、ティッシュと手袋は必ず用意するようにしましょう。
スポンサーリンク
【実践】モナデニウム・ルベルムの挿し木のやり方
- 挿し穂となる茎(つる)を清潔なハサミでカットする
- 長さがある場合はさらに2~3節でカットする
- 切り口の樹液を濡らしたティッシュで拭き取り半日~1日乾燥させる
- 切り口が乾いたら乾いた土に3本~4本まとめて挿す
- 挿し木したらすぐに土と馴染む程度に軽く水をやって直射日光を避けた場所に置き管理する
- しばらく放置しながら土が乾いたら軽く水をやるという作業を何度か繰り返す
- 挿し穂を軽く引っ張て抵抗を感じるまで放置する
モナデニウム・ルベルムは、年季が入って芋もかなり大きくなって存在感のある株はハンギングにしたり、行灯仕立てにしてもよし、色々楽しめます。
最長期は夏なので、挿し木は5月~9月(地域にもよります)頃が適しています。
手順解説①挿し穂となる茎(つる)を清潔なハサミでカットする

モナデニウム・ルベルムの茎をハサミでカットします

挿し穂となる茎(つる)を清潔なハサミでカットします。
スポンサーリンク
手順解説②長さがある場合はさらに2~3節でカットする

モナデニウム・ルベルムの茎を2.3節ごとにカットして向きを揃えて並べておきましょう
茎が長い場合は2~3節でカットして長さを短く揃えます。
だいたい8cm~10cmくらいがおすすめです。

カットしたあとに、上と下(根元)がわからなくならないように気を付けましょう。
手順解説③切り口の樹液を濡らしたティッシュで拭き取り半日~1日乾燥させる

モナデニウム・ルベルムの茎のカットした部分から白い樹液が流れ出ている

肌がデリケートな方は手袋を着用しての作業をおすすめします。
モナデニウム・ルベルムの樹液は粘着性があるので、私は濡らしたティッシュで拭ています。
軽く洗い流してから拭いてもかまいません。
ティッシュで樹液をよくふき取り、風通しの良い場所に置いて半日から1日程度乾燥させます。

モナデニウム・ルベルムの切り口がカサブタ状になるまで乾燥させる
スポンサーリンク
手順解説④切り口が乾いたら乾いた土に3本~4本まとめて挿す
モナデニウム・ルベルムの茎を土に挿す時に邪魔になる下葉はもぎ取ります。

土に植える部分近くに葉があるときはもぎ取ってください

モナデニウム・ルベルムの茎からもぎ取った葉っぱは後で使用するので捨てないこと
手順解説⑤挿し木したらすぐに土と馴染む程度に軽く水をやって直射日光を避けた場所に置き管理する
モナデニウム・ルベルムの挿し木をするときは、乾燥した土に植えるようにしてください。
6㎝ほどのスリット鉢に乾燥した土を入れて、挿し木用の茎を1,5㎝ほど埋めます。
土と苗が馴染むように軽く水やりします。

モナデニウム・ルベルムの挿し木をした直後の様子

茎が土と馴染む程度に軽く水やりしたら、直射日光が当たらない場所に置いて3週間から1ヶ月程度様子を見ます。
スポンサーリンク
手順解説⑥しばらく放置しながら土が乾いたら軽く水をやるという作業を何度か繰り返す
土が乾いたらまた軽く水をやります。
それを何度か繰り返します。
約2週間から3週間ほどで根が出てきます。
手順解説⑦挿し穂を軽く引っ張て抵抗を感じるまで放置する
三週間ほど経過したら、挿し穂を軽く引っ張てみます。
抵抗するような感触があれば発根している証拠です。
発根を確認したら、置き場所を徐々に日向へ移します。

これでモナデニウム・ルベルムの挿し木は終了です。
後は通常通り管理します。
とても丈夫で育てやすいので、私は梅雨時以外は雨ざらしで育てています。
寒さに弱いので、氷点下以下になると日の当たる室内に入れた方が良いでしょう。
挿し木で成長したモナデニウム・ルベルム
昨年同じ方法で夏に挿し木した苗を鉢から抜いてみました。

挿し木したモナデニウム・ルベルムの根から新芽出ている
芋は地中に埋めた方が大きくなります。
私は芋をもう少し大きく育てたいので、芋を埋めた状態で植え替えました。

芋を大きくしたければ地中に埋め込み、芋を鑑賞したければ根上がり(根が地上に現れ出ていること)で植え替える、この辺はそれぞれの好みですね。私は両方試しています。

芋を大きくするために芋を土に戻しました
スポンサーリンク
モナデニウム・ルベルムを葉挿しで殖やす方法
モナデニウム・ルベルムは葉挿しからも芋(塊根)ができます。
挿し木のときにもぎ取った葉を土に軽く挿します。

モナデニウム・ルベルムは葉挿しの様子
エケベリア等の葉挿しと同じ要領ですが、葉が薄く反り返りやすいので葉の先は軽く土を被せます。
葉挿しした後、1週間くらいで軽く水やりをします。
挿し木と同じく、しばらく放置し乾いたら軽く水やりを繰り返します。

葉挿しで根が張ったモナデニウム・ルベルム

昨年葉挿ししたモナデニウム・ルベルム鉢から抜いてみた

まだ小さいけれどしっかり芋はできていますね!
スポンサーリンク
まとめ
☆モナデニウム・ルベルムは葉も美しく、塊根も鑑賞できる品種である
☆ルベルムは挿し木でも葉挿しでも芋ができる
☆挿し木する時期は、夏型種なので5月~9月がよい(環境による)
☆挿し木したらすぐに軽く水をやる、その後も土が乾いたら軽く水やりしそれを何回か繰り返しす
☆挿し木した後は、直射日光は避けて日陰で管理する
☆苗を軽き引っ張って抵抗したら根が出ている証拠。根が出たのを確認したら徐々に日向へ移す

1年後、2年後と芋の大きさを確認するのが楽しみです。
また茎もどんどん伸びてきて、春から秋までに小さなピンクの花を咲かせます。
挿し木、葉挿しどちらも楽しんでみてください。
追記:挿し木したその後の根の成長を確認してみました。
昨年(2021年)10月の初めに挿し木したので3カ月以上経ちました。ルベルムは成長が早いのでその後の成長を確認してみたいと思います。

左は挿し木から3カ月経過した苗→根を確認したら約1センチほどの芋が育っていました。

左は葉挿しから3カ月経過した苗→小さな芋と根、新芽も確認できました。
挿し木した株は約1cmほどの芋ができていました。 葉挿しの方も小さいながら芋ができているのが確認できました。

新芽も確認できました。
新芽も確認できたので、そのままそっと芋全体が埋まるように鉢に植えなおしました。 今年の秋ごろまでにどのくらい成長するか楽しみです。

enjoy
スポンサーリンク
コメント